Sweet nightmere 2

彼女が廃墟と化した屋敷に着く頃には既に日は落ちていた 冷たい風が通り過ぎる、そこはおぞましい雰囲気を発していた 「さて…あいつが居る場所ってのはここね」 仕舞っていたおいた紙を取り出す。 そこにはこの廃墟の場所と仕事の内容について書いてあった …

Sweet nightmare

「ここは…夢なのか?」 目を覚まし、木々に囲まれた事を認識した上で俺は呟く 眠りにつく瞬間の記憶は確かにあった 頭上を風が通る、いつも被っている帽子が無いことに気が付いたのはこの時だ 「夢とはいえこれをさらけ出すのは流石になぁ…」 頭から生えてい…

年越し

「あーねんまつ」 ハットは部屋着で炬燵に入り一人でそばをすすりながら呟く 珍しく一人で過ごそうとしている年越しは彼にとって少し寂しいものであった 「…まぁこれが普通なんだよな」 言葉ではそう言っているが心は正直であり、物足りなく感じる その時、…

太古の封印 Ⅲ

大きな揺れと爆音によって叩き起こされたハットとキミド 何が起きたのか分からず二人は急いで寝間着から着替える 「む…あれはなにかしら」 外に出た二人にまず目に入ったのが遠くに光る赤い何かだった それは燃え上っているようにも二人には見えた 「あの方…

クリスマスイヴだよ

クリスマス前夜 人によっては様々な過ごし方があるであろう 働く者もいればサンタを待ち望む子供も居、いつもと変わらない生活を送る者もいる 「ねぇハット、こんな時間に何処へいくつもり?」 時間は夜の八時を回った時、キミドは靴を履こうとするハットを…

太古の封印 Ⅱ

遥か昔、まだ人もその祖先も誕生していなかったこの星に住むものが居た 彼らはその姿と人と変わらない知能を持つことから棒人間と呼ばれる 今と変わらない文明を築き上げてきたにも関わらず彼らは突然滅んだ いや、神によって滅ぼされたのだ キミドはそう語…

奇妙なラーメン屋の屋台

これは一晩の悪夢のような話である 妖怪の山で丁度三時を回ったぐらいの話 赤いマントを羽織った隻眼の白狼天狗が木にもたれかかり休んでいた 彼の名は双刃といった 「さて…今日は何にしようかなっと」 彼はこの時間から夕食に何を取ろうかと考えていたのだ …

太古の封印

雷が鳴り止むことはなく、風が吹き荒れる そんな断崖が続く場所にローブを纏った一人の男が何かを探すように歩き回っている 男は崖から隔離された場所にある遺跡を見つけるとにやりと笑った 「ついに見つけたぞ…これで…これで僕の願いは叶う」 雷がその遺跡…

諏魔武羅 弐

戦いの火ぶたが切って落とされた ハットが雷人に向かってダッシュをする 雷人は様子を見ながらガードをしている 「まずは挨拶代りだ!」 ダッシュ状態からナイフを取り出し雷人を切り付けようとするも シールド(ガード状態で出る身を包む丸い障壁)に阻まれ…

諏魔武羅 壱

これは時系列も次元も関係ない外伝である それ故にいつも以上で雑なのは許してください何でもしますか(ry ある昼下がり ある研究所に男性二人、女性一人が呼び出されていた 「よく集まったね、ハット、雷人、そしてキミド」 「博士…このメンバーは一体」 …

クリスマスの陰

薄暗い影の世界 そこではある事件が引き続いていた それは影の集団失踪であった。世界各地の影が突然何の脈絡のなく消えたのだ それは影の幻想郷でも同じだった クリスマスも近づくある日 薄暗い部屋の中で一人怪しい実験をしている者がいた 真っ黒い服装に…

あるクリスマスの話 6

随分と長い時間を眠っていたようだ 「雷人!」 ハットが俺が起きたことに気が付くと俺の使っているベッドに駆け寄ってきた 「あー…どれくらい寝てた?俺は」 「一週間だよ!一週間!心配したんだぞもう…」 俺は自分のことよりもハットの方が心配になった 「…

あるクリスマスの話 5

俺は小さく古いが懐かしい趣のある館の中に入って行った 中は閑散とし、そして何もなかった 長い事誰も手入れをしていないのか埃だらけで蜘蛛の巣まで張ってあった だが何か魔力のようなものを感じた 部屋を一つ一つ見ていったがどれも中には空虚な空間があ…

あるクリスマスの話 4

人里前に来たが俺は明らかな異変に気が付いた 黒いドームのようなものが里を包み込んでいた 「何だこれ…でも行かなくちゃあいつは!」 俺は中に入ろうとしたが思いっきり弾き飛ばされてしまった 「くっ!…はぁ!」 受け身を取り剣を思いっきり振り下ろすもの…

あるクリスマスの話 3

「…久々だな、ここに来るのは」 あぁ、とハットが返事をした 俺らは訳があってここ(幻想郷)に久しぶりにやってきた その訳っていうのが・・・・・・・・・ 一時間前 博士に影のサンプルを渡し俺らは食事をとっていた 「にしても博士の奴凄い顔してたな」 ハットが思…

あるクリスマスの話 2

この作品にはよその子要素があります ー前回のあらすじー 友人たちと集まって鍋をしていたがうっかり寝てしまいとんでもない悪夢を見てしまった雷人、そして謎のクリスマスプレゼントソード ー本編ー 箱の中に入ってた不思議な形の剣を俺(霧雨雷人)は手に…

あるクリスマスの話

ある雪降る日の出来事 「あれからもう何年経つのだろうか」 俺こと霧雨雷人は曇り空を見上げながら呟いた 影、神器…そんな異変を解決したのも大分前になる話だ 最近は幻想郷を離れてもともとの世界で暮らしている 「おーい、雷人ー?」 呼びかける声の方を向…

とりあえず

ちまちま描いていきたいです